日本化薬フードテクノ

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キトサン

キトサンは健康食品や特定保健用食品に広く用いられている食物繊維ですが、食品へ配合すると素材のカニ原料に由来する独特の臭気や色により、食品の外観や味を損なうことがあります。
弊社は、独自の加工技術で造粒と脱臭・脱色を行い、加工特性に優れ、カニ特有の臭気を軽減した高品質の食品用キトサン【キトサミン®】を製造しています。この製造方法は脱臭に薬剤を全く使用しない安全な方法として、多くの食品製造会社より評価されています。

キトサンの製造工程

食品用キトサン【キトサミン®】の特徴

1 嵩比重が高いので、打錠・ソフトカプセルに最適です。(製造特許取得)
2 薬剤を全く用いず、水のみで脱臭・脱色をしています。(製造特許取得)
3 GMPに準拠した工場で製造しています。
4 特定保健用食品の申請データが完備されています。

キトサミン®の物性

一般的性状
水、有機溶媒に不溶。希酸に可溶で無味無臭の白~淡褐色の粉末です。

エネルギー値 0Kcal
比重 0.1~0.2g/cc(セルロース:0.25g/cc)
謀潤度 16.3ml/hr(セルロース:13ml/hr)
吸油性 43g/10g(セルロース:4g/10g)
乳化性 5ml/g
粘度と分子量の関係
カサ密度
吸水性、保湿性 吸水性、保湿性
粉体流動体

キトサミン®の使用用途

  • 特定保健用食品素材(関与成分)
  • 健康食品素材
  • 一般食品(ビスケット等)
  • 食品添加物(増粘剤)

※キトサンを使用した特定保健用食品、健康食品はご相談下さい。

キトサミン®の生理活性

特定保健用食品の関与成分として使用されており、弊社のキトサミンを使用したヒト試験に関する学術論文が多数発表されています。

キトサミン®の安全性

キトサンはカニ殻精製した天然の素材であり、すでに食品添加物の増粘安定剤として、使用されてきました。長期投与試験、亜急性毒性試験、ヒトでの最大無作用量試験及び変異原性試験の結果、いずれも問題がない事が確認されています。

有害性情報

刺激性(皮膚、眼) なし
急性毒性 LD50:20g/Kg以上。マウス19日間投与(東海水研報vol.56(1968)
亜急性毒性 6g/Kg以上。ラット4週間投与(社内資料)
慢性毒性 4g/Kg以上マウス10ヵ月間投与で発癌性なし(社内資料)
変異原性 陰性(社内資料)
癌原性 4g/Kg以上。マウス10ヵ月間投与(社内資料)
魚毒性 なし(社内資料)
生分解性 あり「最後のバイオマスキチン・キトサン」(キチン・キトサン研究会編(1988技報堂出版)

人に対する危険性

致死量、中毒量 不明
最大無作用量 経口摂取で9g/day以上(健康・栄養食品研究 No2 1-9 2000)
慢性的影響 0.5g/人。84日間経口摂取で影響なし(社内資料)

マリンコラーゲンペプチドNK

海洋魚の鱗を原材料とし食品用酵素で低分子化したコラーゲンペプチドです。高度精製技術により特有の臭いや味を大幅に低減しています。

サラシアエキス末

インド、スリランカから東南アジアにかけて分布するニシキギ科のツル性植物です。その抽出物は現地では健康に良い食材として広く知られています。健康食品素材の他、特定保健用の関与成分や機能性表示食品の機能性関与成分として日本でも使用されています。